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執筆者の写真Lee Urashima

ケの日のステーキ

こんにちは、ウラシマ・リーです。


わが家は平日の家事と育児は基本的に私が行っています。


家事の中でも「料理」はそのリソースの大きな部分を占めています。


冷蔵庫にある食材をチェックして、献立を考えて、野菜を切って、焼いて・・


書くのは簡単ですが、毎日するとなると難しい。


メニューによっては昆布を水につけておいたり、鶏肉を醤油と酒に浸けておいたりと、仕込みが発生します。


晩ごはんのメニューのことばかり考えていたら、気がつけば一日のほとんどが終わっています。




しかしカリフォルニアに住んでいる今、日本ではほとんど顔を出さなかった救世主が大手を振っています。


それはステーキです。


日常的に(多い週だと3回も)食卓にドーンと出てきます。



アメリカといえばステーキでしょ、と渡米直後にどでかいお肉を買って、焼いて食べたらとても美味しくて。


塩胡椒を振って焼くだけでこんなに美味しいメニューがあったなんて!と、感動しました。




最初は塩胡椒だけだった味付けも、ニンニクとローズマリーが増えました。


食べるときの調味料もベーシックなシーズンドソルトから徐々に増えていっています。


(私はたまにポン酢であっさり食べたりもします。)


焼き方は両面焼いてアルミホイルに包んで保温して〜というものから、低音のオーブンでじっくり中まで火を通す方法など、肉の種類や厚みによって変えるようになりました。




ステーキだけだと飽きてしまうのでサラダなどのさっぱりしたものを合わせたり、新鮮なマッシュルームが手元にあったら生のマッシュルームを付け合わせにしたりします。



それだけで大きいお皿が2つ並ぶので見た目にもなんだかOKな気がします。




特別な日の張り切った料理よりも、日常的に作っている料理の方が美味しいと私は思います。


手が慣れているというか、食材や調理器具と阿吽の呼吸になるというか・・。日々進化しているというか・・。


服も着れば着るほど自分に馴染んで着こなせるようになりますし、「慣れ」は味方にできたら本当に心強い友達です。




なんとなくハレの日のものだと思っていたステーキ。


その正体はケの日に塩をかけて焼くだけのステーキ。


愛すべき日常が一つ増えました。




(でもそろそろ焼き魚が食べたいです。(小声))


(さんまに大根おろし、最高だな〜。)




ウラシマ・リー




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