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執筆者の写真Lee Urashima

沖縄の海

こんにちは、ウラシマ・リーです。

去年の同じ頃に沖縄の離島、小浜島へ遊びに行きました。




朝起きて砂浜で陽の光を浴び、さとうきび畑の間を自転車で駆け抜け、海に潜って色とりどりの魚や珊瑚を見て、満点の星空の下お酒を飲みました。


アガリティーダビーチ(アガリティーダ=太陽が昇るの意味)を拠点に過ごした4日間はとても素晴らしい体験で今でも写真を見返します。





その後わりとすぐにカリフォルニアへの移住が決まりました。


「同じ海が綺麗な場所に行くんだったら、なんだかもったいなかったなぁ。」と正直思いました。


でも引っ越してからその考えはまったく変わりました。



沖縄の海もカリフォルニアの海もまったく違って、どちらも素晴らしい。



カリフォルニアの海が発するオーラは明るく活発でキラキラとしたもの。


沖縄の海は明るさのなかに寂しさをはらんだ、切ないオーラ。



どちらの方が良いというのは無いけれど、沖縄の海がとても恋しい。


あの雰囲気は唯一無二のものだったんだと改めて思いました。



沖縄の海は私の気持ちを切なく寂しくさせます。


太陽の光はカリフォルニアのそれよりギラギラ強く光り、海もエメラルド色で彩度が高く明るいのに、なぜか切なさをずっと含んでいるのです。


離島という立地がそう思わせるのかもしれません。




一方カリフォルニアでは情緒が安定します。自然も人も明るくてエネルギッシュです。


混色せずに純粋な色で描きたくなる風景や人々です。




ピカソが5分で描いた絵を高値で売って、


「5分で描いた絵がこんなに高いのはなぜだ!」とクレームを言われた時に


「私は今まで生きてきた年月を使ってその絵を描いたのだ」と言った話は有名ですが、


まさに沖縄とカリフォルニアのどちらの街も、長い歴史を経た結果が今の雰囲気やオーラなのだと思います。


それぞれの街から学ぶべきことがたくさんあります。




私も腐らず日々の生き方を大事にしようと海に教えてもらいました。


今週も頑張りましょうね。



ウラシマ・リー

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