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執筆者の写真Lee Urashima

出発まで

こんにちは、ウラシマ・リーです。


今回は大好きな東京を離れてカリフォルニアに行く日までの数日間について、忘れないためにも書いてみます。



出発の2週間前に娘がインフルエンザにかかり、私にもうつってしまいました。


そのため、引越準備が全然進まないまま、先に行っていた夫が一時帰国する日を迎えてしまいました。(※言い訳のための前置きです。)


家の中を見た夫はびっくり。すこし沈黙が流れた後、「頑張ろうね。」と言い、黙々と片付けを始めました。気まずい雰囲気を受け取り、渋々後ろを追います。


調味料を排水溝に流せないような謎にエシカルな性格が災いし、なかなか進みません。


ただ、私は自分のサボり癖と要領の悪さは分かっていたので最後に不用品回収業者を帳尻合わせのためお願いしていました。


最悪片付けが終わらなくても全部お願いしてお金で解決する作戦です。


それが功をなし、なんとか家を引き払うことができました。


テレビやモニターの回収手続きが大変だと聞いたので、それも不用品回収業者に全てお願いしました。(全然エシカルじゃない)


こんなポンコツでも出国できたのは、不用品回収業者さんのおかげかもしれません。

ありがとう、不用品回収業者さん・・



その後、空っぽになった家にはもう住めないため家の近くのホテル、KAIKAに宿泊しました。


娘の保育園の退園や区役所への届出などの、残った細々した手続きを終わらせるため家を空っぽにしてから出国まで、3日ほど余裕を持っておいたのです。


そこの朝ごはんが美味しくて、そしてなんとなくイメージするアメリカのブレックファーストみたいで。


睡眠不足で髪も肌も荒れて、梱包で爪もボロボロのなか、すこし未来がきらきらして見えました。


日本を出る前に、この朝ごはんを食べられてよかったと、今でも思い出します。




これから私の生活がどうなるかは分かりませんが、この朝ごはんは今後の節目のたびに思い出すような気がしています。



それではまた次回、ここでお会いできることを楽しみにしています。


ウラシマ・リー



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